畳の害虫駆除・高周波と加熱乾燥との違い。(2011年8月 4日)

こんばんは今西です。

先日、アリガタバチの駆除に行ってきました。
畳にシバンムシが大発生し、シバンムシに寄生するアリガタバチが
新たに発生したという現場でした。
加熱乾燥車での加熱乾燥についてはここで改めて明記する事も
ないと思いますので省きます。

この現場の畳下に落ちていた商標が下記写真です。


P8041296.JPG

『加熱乾燥処理』した畳でなく『高周波処理』した畳につくものです。
高周波での処理とは、簡単に説明すると大きい電子レンジの中に
畳を入れてチンする事です。
電子レンジは内部から物を温めますので内部に潜む害虫に対して
非常に効果的です。

がしかし、畳の熱処理に肝心な湿気が高周波ではとれません。
本来畳には調湿効果があります。
その調湿効果が無くなるとカビが発生したりダニなどの害虫が発生します。
その他、金属を外す必要があります。畳には大きなホッチキスの針などが
使用されています。他にもボード・スタイロ畳やビニールの帯を使用した畳や
金糸を使用した帯なども利用不可能できません。
なにより設備が高額な為、普及もあまりしていません。

今回害虫が発生していたりカビが発生していたのは高周波処理していたから
ではなく、年月もだいぶ経っていますので仕方ない事でしょう・・・

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