トコジラミ(南京虫)
- 出現場所
- 布団やベットマットやボトムなどの寝具や、畳の縁に部屋の四隅などで発生します。
- 出現時期
- 夜行性なので夜中~朝方にかけ発生します。
- 生息分布
- 日本全国で発見されています。
- 体長・特徴
- 体長:5~8mm
体色:茶色・赤褐色
幼虫:半透明・白色
特徴:調査では、薬剤に耐性を付けた種が9割発生しています。
- 対処方法
- 駆除は難しいので、市販の薬剤などを散布せず、発生場所の人の出入りや物の移動はやめ、早急にプロに連絡することをお勧めします。
シバンムシ(死番虫)
- 出現場所
- ドライフラワーやペットフード、キッチンなどの乾麺や小麦粉など、乾物や畳に発生します。
- 出現時期
- 4月~11月の午後から夜間にかけ発生します。
- 生息分布
- 日本全国で発見されています。
- 体長・特徴
- 体長:1.5mm~3mm
体色:茶色・赤褐色
幼虫:白色
特徴:カブトムシと同じ甲虫ですが、暖房の効いた部屋では冬場も発生します。
- 対処方法
- 食品屑の清掃、食品は密封容器に入れ冷蔵庫へ。畳などは1mmぐらいの穴が開けば生息の可能性がありますので、加熱乾燥車での乾燥をお勧めします。
チャタテムシ(茶立虫・茶柱虫)
- 出現場所
- カビの発生しやすい、キッチンや洗面所のシンク下や、押入れ納屋、畳の下で発生します。
- 出現時期
- 高温多湿の時期
- 生息分布
- 日本全国で発見されています。
- 体長・特徴
- 体長:1~2mm
体色:淡褐色 幼虫:白~淡褐色
特徴:小さな虫で幼虫は群れで生息し、ダニとよく間違えられます。
- 対処方法
- 酵母や植物標本や古い本の糊なども好みますので、湿度のコントロールと換気をよく行いカビを発生させない環境づくりが必要になります。