マダニの体内に潜むバベシア属原虫(2013年7月29日)
こんばんは今西です。

先程テレビで、マダニから感染するSFTS(重症熱性血小板減少症候)や
バベシア症について放送していました。
バベシア属原虫(大きさ4.5~5.0μm)が赤血球に感染するものです。
主に、犬や牛などが溶血性貧血の疾病を示す疾患です。
バベシア原虫はマダニの体内に潜んでいて、マダニが吸血すると共に
色々な動物へと感染していきます。
IMGP6337.JPG
今回、この放送では野ネズミを吸血したものが、その後に人を吸血し
本来、発症しないはずの人が、
溶血性の疾病で倒れるというものでした。
その後、回復はしますが、薬を一生飲み続けないといけないとの事でした。

日本国内でのマダニの主な流行地域は関西以西の西日本・九州・沖縄地方です。
このバベシア症については、東日本以北での犬の感染も報告されています。

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