ダニ(アレルゲン)の減らし方とは。(2013年12月17日)
おはようございます今西です。
ダニ(アレルゲン)については書いてきました。
今回は実際どうやって対処するかを書きたいと
思います。
ダニなどの害虫は熱(乾燥)に弱く45℃以上の
熱を一定時間与えると死滅します。
しかも薬剤ではなかなか難しい卵まで死滅します。
チリダニが布団カバーに入り込む所.jpg
※チリダニが布団の繊維に潜り込んでいる所

その辺の所をYahoo!知恵袋で回答していますので
以下に表します。

【以下、Yahoo!知恵袋での回答】

家庭内にダニのいない家庭はありません。
ダニといっても、様々な種類がいます。
そして同じ環境下でも体質の違いなどで
ダニによる刺咬被害や、アレルギーになりやすいか
どうかは違ってきます。

ダニを駆除する方法はあります。
しかし、まずはダニの住みにくい環境づくりに
努めるやり方を知り実践していく事が基本事項として
今後も必要になっていきます。

寝具という物はダニの温床に非常になりやすい物です。


【布団のダニを減少させるには?】
布団のダニを死滅させるには太陽の熱を利用した
布団干しでは不十分です。
真夏の太陽でも表面の温度が高くなるだけで
ダニなどの害虫は奥へ潜り込み効果がありません。

ですので専用の乾燥機(弊社は加熱乾燥車使用)で
乾燥をしていきます。
寝具の種類や素材でかわりますが、100℃設定の熱で
60分の加熱乾燥をしますと、内部のダニは完全に死滅します。


【アレルギー疾患、最大のアレルゲンはダニの糞】
ダニがアレルゲン(抗原)になるアレルギーの場合は
ダニの糞が主になります。
一番のお勧めは布団の丸洗いです。
丸洗いをする事でダニの糞(水溶性)が溶けだします。
その後、乾燥させ仕上げに掃除機でバキュームする事で
ダニも死滅しアレルゲンも除去され完璧になります。

【ダニの糞の除去】
丸洗いが一番良い事は上記に記載しましたが
業者に毎回丸洗いしてもらうのではお金がかかる
しかし、お子様などのアレルギーは心配。
できるだけ家計を圧迫させずに何とかしたい。
そう思うのは世の常です。

最近は布団も洗える家庭の洗濯機がありますが
有ったらの話になりますので、無いと前提させて頂きます。

掃除機でバキュームする。これしかありません。
布団のカバーは面倒でも外して下さい。
(ここで妥協はいけません)
そして毎晩、布団用のノズルなどでバキュームして下さい。
全体をするのが一番です。そして特に念入りにしないと
いけないのが襟元50cmぐらいの幅の箇所です。

これは就寝時に一番呼吸気管に近い所という
意味合いがあります。

就寝後に、毎晩咳が出る。鼻がつまる鼻水が・・・
は全てこれが要因になっています。

布団に限らず、床や畳・絨毯・毛布など
温床になる物は全てバキュームして下さい。

畳は藁の目にそってバキューム。
床はバキュームする前に雑巾がけをする事で
掃除機の排気からの風でハウスダストなどが
舞い上がるのを防止します。
できたら掃除機の本体を手で持ってバキューム
する事が一番望ましいでしょう。

そして、それ以外に空気清浄機をバキューム時に
強モードでかけるなど、舞い上がったハウスダストを
吸い込んで除去しましょう。
空気清浄機は通常でも効果を発揮しますので
常時作動させておくと良いかと思います。


ダニによる刺咬被害やアレルギーなど
結局は個体数の問題にもかかってきます。
6畳一間内に100匹ダニが生息している環境と
同じ環境で10匹生息していた場合での
被害を受ける確率は違います。
布団でも同じ事が言えます。

そういう意味合いで、ダニの住みにくい環境づくり
というのは基本となります。

発生してからの駆除ではなく
発生しにくい環境をつくる防除が大切です。


【ダニの住みやすい環境とは】

ダニの住みやすい環境には温度と湿度が関係あります。
ダニは高温多湿の環境を好みます。

ダニの餌は、人間のフケ・アカ・そしてカビなどです。
それらを除去(掃除)する事で餌は少なくなります。


【カビを減らすには】
一般的にカビは高温多湿の環境下で多いと
されていますが、実際にはそうでもありません。
カビは低温でも、温度の変化が激しい環境下では
多く発生します。

室内は適温に保ち、水蒸気を出す暖房器具の使用は
やめ、観葉植物も多く置かない。洗濯物を部屋に干さない。
換気を心掛け、タンスと壁の間も作り空気の流れを作る。
冬場であれば、朝に窓の結露もふき取るなどなど。
そういった努力でカビが発生しにくい環境になります。

しかし雨の当日や、次の日など、まだ湿気が多い時の
換気は返って湿気を入れる事にもなりますので禁物です。

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